【UDcast】映画館の映像バリアフリー化 見えない・聞こえないを解消する新しい鑑賞システム
あずお(@azuo_write)です。
今日はショッピングモールの映画館で見て、驚き、どういうものなのか知りたいと思った「映像のバリアフリー化」について調べました。
きっかけは「この案内」
ご来場のお客様へ
映画の感動をみんなのものに
バリアフリー上映実施中
「見えない、見えにくい方」「聞こえない、聞こえにくい方」が、いつでも、どこでも映画が楽しめるように、新しい鑑賞システムで上映しています。
「音声ガイド」対応マーク
スマートフォンを操作してイアホンで音声ガイドを聴くお客様がいらっしゃいます。
「字幕ガイド」対応マーク
字幕を表示するメガネを操作して使用するお客様がいらっしゃいます。
※字幕ガイドは年内導入予定
サービス内容(UDCast)とは?
サービス概要
UDCast(ユーディーキャスト)とは映画・映像・放送等の「音声」をスマートフォン等の携帯端末のマイクが拾うことで、その端末を通じて、字幕や手話の表示、音声ガイド再生等を行うことのできるアプリケーションです。
映画や放送番組、Web動画、展示施設など対して、障害や言語の壁を越えて誰もが情報を得ることができることを目的としています。
観客、来場者のすそ野を広げ、これまでより多くの方が映像等の魅力に出会い、共感・共有する機会を提供します。
引用:UDCastとは | UDCast
4つの対応サービス
(1)聴覚障害者用字幕
(2)視覚障害者用音声ガイド
(3)手話映像
(4)外国の方へ多言語字幕・音声
音声ガイド利用方法
事前に準備するもの
・スマートフォン等の携帯機器
・イヤホン
手順
(1)スマートフォン等の携帯機器を準備し、専用アプリ「UDCast」をインストール。
(2)アプリの動作確認を行なう
(3)鑑賞チケットの購入
(4) 映画鑑賞前にアプリを設定する
事前アプリ設定
画像引用:使い方| UDCast
鑑賞時
※携帯端末にイヤホンを装着し、必ず機内モードに設定
画像引用:使い方| UDCast
どんな映画でも対応しているの??
UDcastのホームページ上に対応している映画の一覧がありますので、その映画のみとなります。
この機能で「 防災緊急放送への対応」も可能
災害時に案内されるのは音声のみが多く、聴覚障害者や高齢難聴者、外国籍の方には「緊急放送」を伝えることが難しいですが、この機能を利用すれば「音声」を「文字」に変換することもできるので、より多くの方が避難することが可能になります。
東京オリンピック・パラリンピックに向けて
2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されますが、このような技術が進化し、多様化され、色々な人との意思の疎通が図りやすくなるといいなっと思います。
あまり映画館で映画を見ない私ですが、近くの映画館でこのサービスを利用してみたいと思います。
あなたもお近くの映画館で利用してみてはいかがでしょうか??